今回の卓話
皆さん、こんにちは。アットアロマ株式会社の片岡でございます。
普段、皆さまは数字や論理の世界でハードなお仕事をされているかと思いますが、本日は少しリラックスして、五感の一つである「嗅覚」を刺激しながら、自分自身を整える体験をしていただきたいと思います。お手元のテキストと、各テーブルにお配りしている精油(エッセンシャルオイル)をご覧ください。
1. 脳にダイレクトに届く「嗅覚」の力
なぜ今、ビジネスの現場でアロマなのか。実は五感の中で唯一、嗅覚だけが、脳の感情や本能、そして自律神経を司る「大脳辺縁系」へダイレクトに信号を送ります。他の感覚が「思考」を経てから感情に届くのに対し、香りはわずか0.2秒で脳に届く。つまり、理屈抜きで瞬時に心身の状態を切り替えることができる、極めて効率的なツールなのです。
2. 本日の主役:日本の感性を呼び覚ます「和の香り」
本日は10種類の精油を用意しましたが、特に日本人に馴染み深く、ぜひ体感していただきたい「和製油」を2つピックアップしてご紹介します。
ユズ(柚子): 今、皆さまのテーブルに回っておりますが、非常にポピュラーで穏やかな香りです。高いリラックス効果はもちろん、ブレンドに数滴加えるだけで、香全体がキラキラと輝くような、華やかな印象を与えてくれます。
コウヤマキ(高野槙): 世界遺産・高野山に生育する聖なる木です。現地でお供え物として整える際に出る枝葉を有効活用して抽出しました。非常にフレッシュで、高野山の厳かな空気感を感じさせる、背筋が伸びるような香りです。
3. 実践:世界に一つだけのレシピ作り
それでは、実際にミストを作っていきましょう。
選び方に迷ったら: テキストの後半に「参考レシピ(1〜4番)」を載せています。そのまま作れば完璧な香りが完成しますので、まずはそこから直感で選んでみてください。
オリジナルに挑戦したい方: 一番最後のページにレシピを書き込むスペースがあります。3種類の精油を選び、合計が「30滴」になるように組み立ててみてください。
作り方:
スプレーボトルに、選んだ精油を計30滴、直接垂らしていきます。
そこに、ビーカーで測った30mlの精製水を注ぎます。
キャップを閉めてよく振れば、あなただけのオリジナルミストの完成です。
4. 結びに:自分を整えることが「奉仕」の源
私たちロータリアンが大切にする「奉仕」の精神。しかし、良い奉仕を続けるためには、まず自分自身の心と体が健やかでなければなりません。
アロマは決して贅沢品ではなく、日々の生活に「句読点」を打ち、リズムを整えるための知恵です。朝の目覚めに、仕事の合間のリフレッシュに、あるいは大切なお休み前に。
今日作ったこの香りが、皆さまの活動を支える一助となれば幸いです。


